最近、鏡を見るたびに気になるのが少しずつ大きくなっているお腹です。ズボンのウエストがきつくなってきたのも気になります。「食べなければ痩せる」というのは頭では分かっているのですが、なかなか実行に移せないのが現状です。今回は、私のような悩める中年男性の視点から、ダイエットについて考えてみたいと思います。
まず、なぜお腹が出てきたのか考えてみました。思い当たる節がいくつかあります。
1. 仕事が忙しくなり、運動する時間が減った
2. ストレス解消のために食べる機会が増えた
3. 年齢とともに基礎代謝が落ちてきた
4. 夜遅くに食事をとることが多くなった
特に1と2は、ここ数年で顕著になった傾向です。仕事のプレッシャーから逃れるために、つい美味しいものを食べてしまう。そして運動する時間も energy もなくなってしまう。この悪循環に陥っていることに気づきました。
正直なところ、お腹が出てきたことだけでは本気でダイエットしようとは思いませんでした。しかし、最近あるできごとがあり、これはマズイと感じたのです。
それは、小学生の息子と公園で遊んでいたときのこと。息子が「パパ、鬼ごっこしよう!」と言ってきました。もちろん「いいよ」と答えたものの、走り始めてすぐに息が上がってしまったのです。昔はこんなことなかったのに...。
この出来事がきっかけで、単に見た目の問題だけでなく、健康面でも何か対策を講じなければならないと強く感じるようになりました。
実は以前にもダイエットを試みたことがあります。その時の失敗を振り返ってみると、いくつかの問題点が見えてきました。
まず、急激な食事制限をしたこと。朝食を抜いたり、夕食を極端に減らしたりしました。確かに最初のうちは体重が落ちましたが、常にお腹が空いていて集中力が落ちる上、イライラしがちになってしまいました。
次に、運動を一気に始めたこと。いきなりジムに通い始め、毎日激しい運動をしました。しかし、体がついていかず、すぐに挫折してしまいました。
そして、周りの人に宣言してしまったこと。「絶対に5キロ痩せる!」と大々的に言ってしまったため、プレッシャーに押しつぶされそうになりました。
これらの経験から、今回は少し違うアプローチを取ろうと考えています。
過去の失敗を教訓に、今回は無理のない範囲でダイエットを進めていくことにしました。具体的には以下のような計画を立てています。
1. 食事制限は緩やかに
極端な制限は避け、まずは間食を減らすことから始めます。夜9時以降の飲食も控えめにします。
2. 運動は徐々に
いきなり激しい運動は避け、まずは毎日10分のウォーキングから始めます。慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていきます。
3. 小さな目標から
「5キロ痩せる」といった大きな目標ではなく、「1ヶ月で1キロ減」といった小さな目標を立てます。
4. 記録をつける
毎日の食事内容と運動量、体重の変化を記録します。これにより、自分の progress を可視化できます。
5. ストレス解消法を見つける
食べること以外のストレス解消法を見つけます。例えば、読書や音楽鑑賞など。
この計画なら、無理なく続けられそうな気がします。
ダイエットを始めるのは簡単ですが、続けるのが難しいというのが多くの人の経験だと思います。私も以前挫折した経験があるだけに、今回はモチベーションの維持にも気を配ろうと思います。
まず、自分への報酬システムを作ります。例えば、1週間計画通りに実行できたら、好きな映画を見る時間を作るなど。ただし、食べ物を報酬にするのは避けます。
次に、家族のサポートを得ることです。妻や子供たちに協力してもらい、健康的な食生活を家族全員で心がけます。一人で頑張るより、家族と一緒なら続けやすいはずです。
そして、進捗を可視化することです。体重計に乗るだけでなく、定期的に体型の写真を撮ったり、体脂肪率を測ったりします。少しずつでも変化が見えれば、それが モチベーションになるはずです。
最後に、自分への言葉かけを大切にします。「痩せなければ」という negative な言葉ではなく、「健康になろう」という positive な言葉で自分を励まします。
ダイエットを始めると、どこからともなく誘惑が襲ってきます。特に私の場合、仕事関係の飲み会や接待が多いので、これらの誘惑にどう対処するかが重要になってきます。
まず、飲み会での対策です。完全に断るのは難しいので、参加はしますが、以下のようなルールを自分に課すことにしました。
1. 飲酒量を制限する(ビール1杯まで、あとは炭酸水など)
2. 野菜中心の料理を選ぶ
3. 食べる速度をゆっくりにし、会話を楽しむことに focus する
接待の場合は、相手のことも考えなければなりません。そこで、事前に店のメニューを確認し、カロリーの低いものをいくつかピックアップしておきます。そして、「健康に気を使っているので」と一言添えて、それらの中から選んでもらうようにします。
家での誘惑対策としては、まず不健康なスナック菓子を家に置かないことです。代わりに、果物や無糖のヨーグルトなど、健康的な間食を用意しておきます。
また、TV を見ながら無意識に食べてしまうことが多かったので、TV を見る時は 手を使う何か(編み物や折り紙など)を同時にするようにしています。
ダイエットを始めてから1ヶ月が経ちました。まだまだ道半ばですが、少しずつ変化が現れてきています。
まず、体重です。1キロほど減りました。劇的な変化とは言えませんが、計画通りの進捗です。体重以上に嬉しいのは、体型の変化です。お腹周りがほんの少しですが、引き締まってきた気がします。
予想外だったのは、睡眠の質が良くなったことです。夜遅くに食事をしなくなった効果か、眠りが深くなった気がします。朝起きたときの気分も良くなりました。
また、仕事中の集中力も上がったように感じます。昼食後の眠気に悩まされることが少なくなりました。これは、食事の内容を見直した効果かもしれません。
さらに、息子と遊ぶときのスタミナが少し上がりました。先日また鬼ごっこをしましたが、以前ほど息が上がらずに済みました。息子も「パパ、早くなった!」と言ってくれて、とても嬉しかったです。
ただ、予想外の困難もありました。それは、周囲の人々の反応です。「そんなに痩せる必要あるの?」「たまには羽を伸ばしてもいいじゃない」といった言葉をかけられることがあります。善意からの言葉だとは思いますが、時にモチベーションを下げてしまいそうになります。
しかし、これらの小さな変化を感じられたことで、この道が正しいのだという確信が持てました。これからも無理せず、じっくりと続けていこうと思います。
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「食べなければ痩せる」というのは、確かに理屈の上では正しいのかもしれません。しかし、私たち人間は理屈だけで動く機械ではありません。感情があり、習慣があり、環境があります。
今回のダイエット挑戦を通じて、単に「食べない」のではなく、「どう食べるか」「どう動くか」「どう考えるか」が重要だと気づきました。急激な変化を求めるのではなく、日々の小さな選択の積み重ねが、最終的に大きな変化をもたらすのだと実感しています。
また、ダイエットは単に体重を減らすことが目的ではないことも分かりました。健康になること、家族との時間を質の高いものにすること、仕事のパフォーマンスを上げること。これらすべてが繋がっているのです。
まだまだ道のりは長いですが、焦らず、楽しみながら続けていきたいと思います。そして、いつか「パパ、鬼ごっこしよう!」と言われたときに、「よーし、捕まえてみろ!」と笑顔で答えられる日を夢見ています。
あなたも何か健康やライフスタイルの改善を考えていますか?もしそうなら、大きな目標に圧倒されず、まずは小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。その一歩が、きっと素晴らしい旅の始まりになるはずです。